季節を知らせてくれる庭に欠かせない花の一つです。初夏の頃、ピンク色のつぶつぶの小さい花を密生させて咲きます。京鹿子とは京都で染めた「鹿の子絞り」(絞り染めの一種で、鹿の斑点のような模様をぎっしり並べたピンク色の絞り)のことです。
万葉の時代に中国から伝わったといわれ、絢爛豪華な大輪の花に魅せられた古人達が花王、百花王、万花王など雅やかな名を送っています・・・このことからも牡丹への人々の思いがしのばれます。