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秋明菊(シュウメイギク)別名(貴船菊/キブネギク)
 
秋明菊は初秋に咲くさわやかな菊という意。
一枝に一輪、しっかりとした花をつけ、スーッと立つその姿は気品さえ感じさせてくれます。京都の言い伝えによれば、昔 重陽の節句に貴船神社の奥で見つけたのが始まりとか。
9月上旬〜下旬が花季
 
 高山寺  蓮華寺・等
紫式部(ムラサキシキブ)
 
深い紫色の実は、思わず人の歩みを止める、不思議な魅力を持っています。
古くから人気はありますが、低木で目立たないので下草扱いです。そうしたことから トウキチロウ の別名もあります・・・大閣秀吉の若い頃の名前・・・
主役となる木の下で力強く生き、立派に実をつけている姿から名付けられたのでしょうか。
10月〜11月が花季
 
 花の寺(勝持寺)  等持院  詩仙堂
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コスモス
 
かすかな風にもさからわず、左右に揺れる淡い色の花姿から「乙女の真心」という花言葉が生まれたのでしょう。
属名のコスモスは、ギリシア語のコスモス(美しい飾りの意)に由来しています。
 
9月中旬〜下旬が見頃
 
 嵯峨野  般若寺・等
萩(ハギ)
 
「くさかんむりに秋」の字から見てとれるように、秋をあらわす季節の花として万葉集以来詩歌にもよく詠まれる花で、淡い赤紫色の蝶のような形をした、小さな花をたわわにつけ、長い枝が地面に着くほど枝垂れる様子はみごと。
9月中旬〜10月下旬が見頃
 
 梨木神社  高台寺等
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秋海棠(シュウカイドウ)
 
秋海棠が可愛いピンクの花をつけ始めると、辺りの植物も秋の装いに移っていきます。
繊細な感じの憂いを秘めた美しさには定評があります。
葉の形からか昔から歌にもよく詠まれる花です。
8月〜10月が見頃
 
 宝泉院  円光寺・等
ホトトギス
 

可憐で清楚、ひっそりと咲くホトトギス

花に赤紫色の斑点がありますが、野鳥のホトトギスの胸の模様にそっくりとのことから、この名前がついたようです。
恋人を呼んで鳴きつづける鳥の姿と重ね合わせると一層美しく見えます。

 
10月〜11月が見頃
 
 詩仙堂  常寂光寺・等
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楓(カエデ)
 

秋山晴緑(あきのやまは みどりにはれる)という言葉がありますが、日本の紅葉の美しさは、“野山を錦繍で彩る”といわれますが、木々が様々な色を織りあげてきらめくさまは、宝石にもたとえられるほど色鮮やかです。

10月〜11月が見頃
 
 嵐山  高桐院  三千院  曼殊院  永観堂  東福寺  光悦寺・等
モミジ
 

もみじは紅、朱、黄の色をもみだすように色づくことから「もみず木」が語源といわれ、本来は木が紅葉、黄葉している状態を示す言葉のようです。
又、きれいな紅葉で知られる「イロハモミジ」、これは葉が七つに分かれていて切れめが イロハニホヘト と七つ数えられることからの命名との事。

10月下旬〜11月下旬が見頃
 
 嵐山  神護寺  高山寺  曼殊院  永観堂  東福寺  光悦寺 
 古知谷阿弥陀仏寺・等
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銀杏(イチョウ)
 

秋も深まる頃、青く高い空に、まぶしく輝き銀杏黄葉(イチョウモミジ)の世界を作ってくれます。漢名の公孫樹(イチョウ)は種をまいて孫の代に実がなることに由来しています。

11月中旬〜下旬が見頃
 
 嵐山  東本願寺  西本願寺  曼殊院  東寺・等
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